パソコンのあれこれ?!

 インターネット セキュリティ

 インターネット

 インターネットとは

 インターネット・プロトコル技術を利用して相互接続されたコンピュータネットワークのことである。Webサイトの閲覧や電子メール・IP電話などで利用されている。利用するには、プロバイダとの契約が必要である。

 回 線

 インターネットに接続する方式は、現在のところ高速なブロードバンド接続が当たり前になっています。光(FTTH)・CATV・ADSL・高速無線・高速モバイル通信があり、順に最大速度は遅くなります。

光(FTTH)

 光回線を利用した接続方法です。今のところ、この接続が一番スピードが速い。しかし、全国どこでも光回線が通っているわけではないので、都市部以外では確認の必要がある。

CATV

 ケーブルテレビ回線を利用した接続方法です。ケーブルテレビでテレビを見るなら、セットで加入すればお得になる。

ADSL

 電話回線を利用した接続方法です。全国どこでも通っているので、光がダメならこちらを。工事が簡単で1〜2週間で利用できて安い。しかし、基地局からの距離によりスピードが遅くなる。

WiMAX

 高速、大容量のモバイルブロードバンド通信の方式のひとつです。スピードはADSL並で、自宅はもちろん、外出先や移動中など、いつでもどこでもインターネットを楽しむことが可能。こちらも、サービスエリアの確認が必要である。

≪回線まとめ≫
 インターネット接続回線は、地域によって接続できない回線があります。また、実際の通信速度の違いや価格の違いをよく検討して選んでください。

 プロバイダ

 プロバイダとは、インターネット接続サービスを提供する業者で、インターネットを始めるには、どこかのプロバイダ(ひとつで良い)と契約する必要があります。OCNやYahooBB、BIGLOBEなどたくさんのプロバイダがあり、サービス面(回線と合わせて)と価格を考慮し選んでください。随時、回線を含めたキャンペーンや割引などを行っています。また、パソコン購入と合わせたキャンペーンなどもあり、よく解らない時は、こちらを利用するのも良いかも。注意点は回線とプロバイダは別料金(会社が別)なので料金の詳細を確認すること。ケーブルTVの場合は、指定のプロバイダになり、料金も全て含めたセット料金です。

 接続機器

 インターネットに接続するには、以下の装置とLANケーブルが必要です。状況に応じて、レンタルや購入しましょう。

モデム

 送信時コンピュータで送り出したデジタル信号をアナログ信号に変換して電話回線に送り、受信時はアナログ信号からデジタル信号に変換して受け取る終端装置。光の場合は光回線終端装置(厳密にはモデムではない)で電気信号と光信号を変換します。

ルーター

 1本のインターネット回線で同時に何人もインターネットを利用可能にする装置。
 無線LANルーターでもよい。

無線LAN

 LANケーブルを繋がないで無線で接続する装置。親機(無線LANルーター)と子機が必要で、ノートパソコンの場合子機が内蔵されている場合が多い。親機・子機・親機と子機のセットで販売されています。規格としては、11n 300Mbpsのものがオススメ。

≪接続機器まとめ≫
 使用状況に合わせて、機器やケーブルが必要です。無駄な機器を購入しないよう、よく考えましょう。

≪インターネット接続設定≫
 インターネット接続設定はこちら。


 セキュリティ

 セキュリティの必要性

 インターネットに接続するということは、外部からもあなたのパソコンに接続されているということです。パソコンを使う人が皆良い人であればいいのですが、中には悪意を持った人や人が困るのを喜ぶ人が、居られます。個人情報を盗んで悪用したり、コンピューターウィルスを仕掛けたりとあなたのパソコンへ攻撃を仕掛けて来る可能性が有るのです。そんな攻撃からあなたの個人情報や大切なデータを守るために、最低限のセキュリティ対策をしましょう。

 基本的なセキュリティ

ウィルス対策ソフト(アンチウィルスソフトウェア)の導入

 必ず一つだけウィルス対策ソフトをインストールすること。しかし、頻繁に定義ファイルをアップデートしなければ役に立たない。自動アップデート機能がついていれば、自動的にウィルス対策ソフトの開発元のサーバからウィルス定義ファイルをダウンロードし更新してくれるので、アップデートをオンにしておけば良い。

ファイアウォールを有効にする

 Windows ファイアウォールを有効にしたり、ルーター・ファイアウォールといった通信のゲートウェイとなる機器に、ウイルスや不正アクセスの検出・遮断機能を持たせる場合もある。しかし、二重にファイアウォールを掛けるとやたらと切断されたり、通信速度が遅くなったりするので、一つだけでよい。

アップデート(更新)

 ソフトウェアのセキュリティホールを塞ぐパッチ(修正プログラム)がリリースされた場合はすぐにインストールすること、OSに限らずなるべくソフトウェアのバージョンを最新に保つこと。

 パソコン使用者がするセキュリティ

電子メール

 多くのウィルスは電子メール経由で感染するため、電子メールの添付ファイルは安易に開いてはならない。知らない相手から届いた添付ファイルは即削除するのはもちろん、よく知った相手でも本文にファイルを添付した旨が書かれていない場合、その添付ファイルは非常に危険である。どちらにせよ、不審なファイルにはウィルスチェックを十分に行うことが必要である。
 迷惑メールについては、あなたがどこかで入力した、入会登録やアンケート回答などをもとに送られますので、無闇に登録や回答をしないように気を付けてください。

Webサイト

 Webブラウザやアドオン(拡張機能)のセキュリティホールを突いて感染するウィルスもある。当然のことだが不審なサイトにはアクセスしない方が良いし、注意深い対処が必要である。

感染した場合

 感染の拡大を防ぐためすぐさま物理的にネットワークと切り離す(LANケーブルを抜くなど)。その後必要なファイルを適切なメディア(DVD-RやUSBメモリ)に移して別のパソコンでウイルススキャンを行ってウィルスを取り除く。パソコン本体は、リカバリを(工場出荷時の状態に)してウィルスを排除する。

≪セキュリティのまとめ≫
 ウィルス対策ソフト・ファイアウォール・アップデートの三つは行なってください。できるならウィルス検出が出来るウェブサイトで検査し、定期的にハードディスク全体をスキャンすることをオススメします。
 個人情報の氏名・住所・電話番号くらいは簡単に調べられ、普通の人なら無理に隠す必要もないでしょう。しかし、あなたが作った写真データや書類データなどは、世界に一つしか無いものです。破壊されないように日頃からバックアップをしておきましょう。


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