パソコンのあれこれ?!

 富士通 ノートパソコン LIFEBOOK WU2/B1

 2017/10/03 up  2017/10/07 修正  2018/05/15 追記

 はじめに

 今回の目的は、薄型軽量のノートパソコン!
mouse のノートパソコン(LB-W94C232SX-ZN-改)を利用していましたが、毎日会社へ持ってい行くには、重くて、パソコンケース(バッグ)にギリなので、どうも具合が悪い。
また、普通に、Microsoft Office を使うので、Core i3 以上の CPU に!(i5 7200U だぜ!)、13.3インチで、使い勝手はどうかな?
重さは、1kgを切っているので、問題ないでしょう?
 その辺を検証しながら、メーカー製パソコンと Windows 10 の疑問点も確認してみました。


 商品概要

 スペック

「メーカー」富士通
「品名:型番」LIFEBOOK WU2/B1:FMVWB1U257色:ピクトブラック
「画 面」13.3型ワイド
フルHD (1920x1080)
広視野角TFTカラーLCD(ノングレア)
「CPU」Intel i5-7200U2コア/4スレッド
2.50GHz (TB 最大3.10GHz)
「メモリ」4GB(DDR4 SDRAM PC4-17000)オンボード/交換不可
「ストレージ」128GB SSDSAMSUNG MZNTY128HDHP-00000
「光学ドライブ」無し増設不可
「L A N」1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠
「無線LAN」11a/b/g/n/ac準拠
「O S」Windows 10 Home 64bit
「Officeソフト」なし
「その他」SDカードスロットBluetooth v4.1準拠
「バッテリー」駆動時間:約8.3時間充電時間:約2.2時間
「消費電力」約8W / 約40W / 約0.4W(標準時/最大時/スリープ時)
「重 量」約787g(バッテリパック含む)
「価 格」¥140,175-(税込み)クーポン適用価格WEB価格(税込) ¥179,712-

 イメージ

  

  富士通 WEB MARTより画像拝借


 FMVWB1U257 のレビュー

 画 面

 13.3インチですが、14インチに慣れていたせいか?違和感は、なかったです。
解像度:1366x768 からフルHD (1920x1080)なので、コンパクトに表示されているのかな?
まぁ、Word や Excel を使うことが多いので、多少、画面が狭い点に難があるかな?

 CPU

 Microsoft Office がメインなので、Core i3 程度で良いと思いますが、Core? i5-7200U 2.50GHz (TB 最大3.10GHz)2コア/4スレッドなので、快適です。

 メモリ

 自作派としては、増設したいのですが、「交換不可」なので、4GB で我慢します。
まぁ、用途的に問題ないです。

 ストレージ

 128GB M.2 SSD SAMSUNG MZNTY128HDHP-00000ではありますが、規格が解らないのが気になりますが、問題ないでしょう?
  とりあえず、DiskMark ↓
 
 (SATA か、PCI Express なのか、どっち??)
 また、裏蓋は、ビスを外せば簡単に開くので、換装可能なようです。
(メモリは、増設スロットもないので不可)

 光学ドライブ

 軽量薄型なので、スペース的に「なし」です。
Windows 10 ですから、USBメモリでインストールできますし、アプリもダウンロードからできるので、無くても問題ないでしょう。

 L A N

 薄型なので、接続端子の強度に不安が・・・

 
 ほぼ、使わないと思うので、問題ないでしょう。

 無線LAN

 最近主流の、IEEE802.11ac と 11n があるので、問題ないでしょう。

 O S

 Windows 10 Home 64bit なのですが、最新の「Creators Update」が適用されてました。
しかし、富士通の機能やおまけソフトが邪魔な気がします。

 Office ソフト

 「なし」なので、別途、製品版をインストール(移行)します。
 インストールやライセンス認証は、うまくいくかな?

 その他の機能など

 128GB SSD だけでは心許ないので、DSカードスロットに、データ用として シリコンパワー SDXCカード 64GB UHS-1 U3対応 SP064GBSDXCU3V10 を増設しました。
また、Bluetooth4.1 を利用し、Bluetooth マウスを使うとよいでしょう。

 駆動時間

 約8.3時間 となっておりますが、継続して Word や Excel を使い続ける私では、半分程度の時間かと???

 重 量

 1.7kg で問題ないと思ってましたが、毎日となるとやはり重さが気になります。
約787g が、とても軽く感じます。

 価 格

 WEB価格(税込) 179,712円と、少々手が出し難いのですが、クーポン適用価格(税込) 140,175円とか何なんでしょう?
そこそこ安くなっているので、ついついポチってしまいました。


 セットアップ

 普通にセットアップ

 これといった問題もなく、指示に沿って進めればイケると思います。
ただし、有名メーカー製なので、サポート登録とか出てきます。
面倒なので、その辺はすっ飛ばして・・・。


 Windows 10 を変更(メーカー製→Microsoft純正)

 メーカー製のパソコンの場合、不要なおまけソフトや無駄な機能が邪魔に感じます。
そのため、Windows 10 の「インストールメディア作成ツール」を利用して、基本的な状態では、不具合無く使えるのか?検証してみました。

 疑問検証 その前に!

 何はともあれ、元に戻せるように、準備しましょう。
そこそこの値段ですから、使えなくなっては大変です。リカバリの方法を調べて、準備しましょう。
 今回は、USBメモリ(32GB 以上)への「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」にチェックを入れて「回復ドライブ」の作成をしておきました。
本来なら、「システムのイメージバックアップ」を取る方が安心なのですが、外付けHDDを準備してなかったので・・・。

 Windows 10 のインストールメディアの作成

 Windows 10 のダウンロードサイトから、「ツールを今すぐダウンロード」でツールをダウンロードし、それを利用してインストールメディアを空の USBメモリ(8GB)に作成しましょう。

 USBメモリの Windows 10 からインストール

 まずは、USBメモリから起動させる必要があるので、その方法を確認してください。
FMVWB1U257 の場合、あらかじめインストール用のUSBメモリを刺しておき、[F12]キーを押したまま電源ONで、ビープ音が聞こえたら[F12]キーから手を放すようです。
起動メニュー画面が出たら、USBメモリ名が表示されているので、それを選択して起動すればインストール作業が始まります。

 インストール開始

 基本的な純正の Windows 10 ですから、基本的に進めればよいです。


 各種設定

 インストールが完了したら、ネット接続や電源の管理などの設定をしましょう。
また、Windows Update も済ませて置きましょう。


 デバイスドライバの確認

 Windows 10 のインストールが完了したら、ドライバが正常に当たっているのか、確認しましょう。
 Windows 10 の場合、「スタート」を右クリックから、「デバイスマネージャー」をクリックすれば、確認できます。
「?」とか無く、すべて正常になっていました。
また、富士通のドライバも当たっているようなので、ネットから探してくるのでしょう?


 ストレージ使用量の確認

 FMVWB1U257 では、メーカー仕様そのままですと、約 50GB(システムのクリーンアップ後)も使用されています。
 
しかし、無駄をなくした、Windows 10 Home 64bit と Microsoft Office 2016 Personal 程度では、約18GB でした。
 
 2倍以上の違い(無駄)は、何なのでしょう? 128GB しかない SSD ですから、節約したいですよね。
その後、フリーソフトなどを入れるので、約20GB は、使用されるようです。

 考えられるのは、おまけソフトやメーカー特有の機能があるので、その分使用されるのでしょうし、回復ドライブもその分多くなり、3GB となっています。
  富士通 仕様 ↓
 
  Microsoft 純正 ↓
 
 その他に、EFI システムパーティションも、1.00GB と 100MB と大きな違いがありますね。
しかし、ローカルディスク(C) 全体としては、数GBの差なのですが、ここの空き領域が少ないのは、SSDとしては頂けないのです。


 FMVWB1U257 メーカー製 薄型軽量のノートパソコン(まとめ)

 最近では、薄型軽量のノートパソコンか、キーボード付きのタブレットか、迷うところかもしてませんが、性能や使う場面を考慮すれば、やはりノートパソコンなのです。
タブレットでは、排熱ファンなどないでしょうから、性能を落とす必要があるわけで、その辺が気に入らないのです。
 この度の FMVWB1U257 は、少々値は張りますが、そこそこ性能の薄型軽量が、BTOパソコンには無いようなので、仕方なく有名メーカー製です。
 しかし、純正 Windows 10 が利用できたのは、うれしいです。
メーカー特有の機能が邪魔をすることもなく、ドライバも正常、ライセンス認証も問題ありませんでした。
 こう考えると、Windows 10 は、ある意味使い勝手が良いのかもしれません???


 Windows 10 の疑問点と Microsoft Office 2016 移行

 今回は、富士通の薄型軽量なノートパソコン(FMVWB1U257)を使って、何かと理解しがたい Windows 10 について検証してみました。

 イメージを含む「回復ドライブ」は、どこまで復元できるのか?

 USBメモリに作成した「回復ドライブ」(システムイメージを含む)は、セットアップ前まで復元できます。
すなわち、「リカバリ」用のメディアとして、有効なようです。
また、メーカー製の元々の OS(Windows 10)で起動した状態で作成すれば、「メーカーのリカバリディスク」と同じく、おまけソフトなども入りました。
純正の Windows 10 で起動した状態で作成すると、「インストールメディア」と同じく、基本的な状態です。

 メーカー製PCに、純正 Windows 10 を利用しても問題ないか?

 ドライバも正常に適用されるようで、問題ないようです。
古い機器でなければ、ネット上から探してきてくれるようです。
 また、プロダクトキーの要求もありませんでした。(デジタルライセンスとかいうやつですかね?)
 ただし、メーカー特有のおまけソフトや機能は、使えなくなるので、必要なものがある場合は、注意した方がよいでしょう。

 製品版 Microsoft Office 2016 は、移行は問題ないか?

 問題ないようです。
 Microsoft アカウントに紐付けされているので、Microsoft アカウントを利用して、インストールファイルをダウンロードし、インストールすれば、プロダクトキーを入力することなく、また、電話認証も必要なく、利用することができました。
(2台利用中の1台をアンインストールしての移行です。)


 ※ 最後に注意点!
ここでは、メーカー製のノートパソコンを、”サポート無し”を覚悟で OS 変更してますので、真似するなら、すべて自己責任でお願いします。


 <おまけ>「回復ドライブ」を使って、リカバリ

 「回復ドライブ」の作成

 「回復ドライブ」の作成は、こちら↓を参考にしてみてください。
 [Windows 10] 回復ドライブを作成する方法を教えてください。

 注意点として、
1. 正常な状態で作成する。
(できるだけ早い段階で、リカバリメディアとして作成しましょう!)
2. 関係のないストレージなどは、保存先を間違えないために外す。
3. 32GB以上のUSBメモリ(FMVWB1U257 富士通仕様の Windows 10 の場合)、
または、8GB以上のUSBメモリ(Microsoft 純正の Windows 10 の場合)が、必要です。

 「ファイルの削除のみ行う」でリカバリ

 「回復ドライブ」を利用した回復方法は、いろいろありますが、リカバリするには、「ファイルの削除のみ行う」でよいでしょう。
 参考 ↓
 [Windows 10] 回復ドライブでパソコンの状態を回復する方法を教えてください。

 「ドライブを完全にクリーンアップする」は、データ復元ができないように、完全削除しますので、時間が掛かります。(他人にパソコンを譲渡する場合には、こちらで!)

 大まかな手順
01. 起動メニュー画面を起動。(「F12」を押したまま電源ON。起動音で「F12」を離す。)
02. 起動メニューで、USBメモリを選択して起動する。
03. 再起動後、キーボードレイアウトを選択。(Microsoft IME)
04. オプションの選択で、「トラブルシューティング」を選択。
05. 「ドライブから回復する」を選択。
06. 「ファイルの削除のみ行う」を選択
07. 「回復」ボタンを選択。
08. 少々、時間が掛かりますが、気長に待ちましょう。
09. 画面が出たら、指示に従って進めます。
10. セットアップ後、再起動があるので、慌てずに待ちましょう。
11. Windows 10 が起動したら、設定やアプリをインストール。

 しかし、何らかの理由で、USBメモリで作成した「回復ドライブ」が使えなくなる(エラー表示で進めない)ことがあるようです。
(一応、Windows 10 を再インストールし、再挑戦したら、利用することができました。
回復しようとするパソコンとの互換性が読み取れなくなると、エラーになるのかな?)


 2018/05/15 上記エラーへの追記
 「回復ドライブ」では、新規インストールができないようです。
そのため、一度、Windows 10 をクリーンインストールし、Windows 10 での利用中であることの認識が必要なようです。


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