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最近の Windows OS は、「Microsoftアカウント」でのサインインが求められるようで、理解し難い状況ではないでしょうか?
そのため、多くの初心者ユーザーが、困った状況になっているようです。
そこで、私自身が理解するためにいろいろ調べてみました。未完成ではありますが、ご利用いただければ幸いです。
(サインイン = ログイン と解釈すればよいでしょう。)
Microsoft アカウントは、Microsoft社が提供するサービスを利用するための、ユーザー名 (電子メールアドレス) とパスワードを組み合わせたものです。
これまでの "Windows Live ID" の新しい名前ですので、以前に Live ID を使用されていれば、そのまま Microsoft アカウントとして使用できます。
Windows 8.1 以降の OS では、このアカウントをパソコンに設定する(関連付ける)ことで、常時、サインインした状態となり、意識してサインインする必要がなくなり、パソコンを起動するだけでサービスが利用できます。
しかし、この状況が、ユーザーにとって、良いのか、悪いのか、の疑問もあります。
1. ストア
Microsoft 製品のショッピング サイトです。
2. OneDrive
オンライン ストレージ サービスです。
3. Outlook.com
無料の Web メール サービスです。
4. Skype
ビデオ通話やメッセージの送受信ができるソフトウェアです。
など、詳しくは ↓
Microsoft アカウントで利用できる製品サービス一覧
Microsoft アカウントを利用するには、前もって登録する必要があります。
サインインするには、本人確認のコードを入力する必要がある場合があります。
そのため、連絡先となる電子メール アドレスは、必ず受信可能なものを準備しましょう。
手続きの方法は、次の2つの方法があります。
お客様が普段利用している電子メール アドレスを利用する方法
既に利用している電子メールアドレスを使用しますから、問題なく受信できる連絡先ですから問題ないでしょう。
Hotmail や Outlook.com アカウントを作成し、それを利用する方法
この方法の場合の注意点は、Microsoftアカウントとしたメールアドレスには、確認の連絡がされないところにあります。
そのため、確実に受け取ることのできる連絡先を、前もって準備しましょう。
たとえば、Yhoo! メールなどの ブラウザで確認できるものが、簡単ではないかと思います。(やり方は、省略)
まずは、Yahoo! メールや Gmail などの、ブラウザで利用できる無料のメールアドレスを連絡用として準備しましょう。
次に、「アカウントの作成」ページで、新規アカウントを作成し、登録手続きをします。
1. 性・名
パソコン上に表示されますので、本名でない方がいいと思います。
(アルファベットでもOK)
2. ユーザー名
「新しいメールアドレスを作る」をクリックし、
お好みのユーザー名(半角英数)を入力して ○○○○○○ @outlook.jp を作りましょう。
3. パスワード
8 文字以上の半角英数で作りましょう。
4. パスワードの再入力
パスワードを再入力します。
5. 国/地域
日本のままでいいでしょう。
6. 生年月日
本当の生年月日でも適当でもよいでしょう。
7. 性 別
未設定もありますので、適当に。
8. 国コード
そのまま 日本(+81)で。
9. 電話番号
無い人もいますから入力なしでもよいでしょう。
10. 連絡先
上記で準備した Yahoo! メールなどのメールアドレスを入力します。
11. 「実在する方によってアカウントが作成されていることを確認させていただきます。」の下のどうにか見えるアルファベットをその下の入力欄に入力します。
12. 「Microsoft のキャンペーンに関するメールを受け取る」
とりあえずチェック無しで。
13. 一番下の[アカウントの作成]ボタンをクリックで、手続き完了です。
初めて使用するパソコンでは、セットアップの途中で、「Microsoft アカウントへのサインイン」が出るようです。
これを出さないためには、ネットへの接続をしないように、LANケーブルは刺さないようにしましょう。
この場合は、ローカルアカウントでのログインになりますので、パスワードを入力(設定)しないで進めてみましょう。(忘れない自信があり、隠し事があるなら、設定しましょう。)
その後、上記の Microsoftアカウントの登録手続きをし、利用可能な状態になったら、ローカルアカウントを Microsoft アカウントに関連付ければ、Microsoft の各種サービスを利用することができるようになります。
1. 画面の右端からスワイプし、[設定]、[PC 設定の変更] の順にタップします。
(マウスを使っている場合は、画面の右下隅をポイントしてマウス ポインターを上へ移動し、[設定]、[PC 設定の変更] の順にクリックします。)
2. [アカウント]、[お使いのアカウント] の順にタップまたはクリックします。
3. ローカル アカウントでサインインしている場合は、名前の下の [Microsoft アカウントに関連付ける] をクリックします。
4. メールアドレスとパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
5. 登録したメールアドレスを下段に入力して「次へ」をクリックします。
Microsoftアカウントが自分の物であることを確認するためにセキュリティーコードを受け取る必要があります。
Microsoftアカウントに登録したメールアドレスにコードが送られますので、メールを確認しましょう。
6. 送られてきたセキュリティコードを入力して「次へ」をクリックします。
7. SkyDrive(OneDrive)の設定を聞いてきますので「次へ」をクリックします。
8. 「切り替え」をクリックすると設定は完了です。
1. 確実に、受け取り可能な連絡先にすること
本人確認ができないと、利用できませんので要注意です。
特に、外出先で利用する場合は、どこでも受け取ることのできる連絡先にする必要があるでしょう。
そのためには、Web メールが便利ではないでしょうか?
また、本人確認ができないため、パソコンにログインできない(何もできない)状況も起こっているようですので、よく考えましょう。
2. アカウント名やパスワードを忘れてはいけない
アカウント名を失うと、どうなるのでしょう?
セキュリティ的に、教えてもらえる訳がないので、これまで利用してきたものが、使えなくなるのではないでしょうか?
便利なようですが、依存してはいけないと思います。パソコンは、自分で管理しましょう。
3. 同期設定は、OFF 状態で
サインインすることで、同期するものがありますので、他人のパソコンの設定を変えてしまうことがあります。
また、同期により上書きされることもありますので、利用したいものだけを同期するように設定するようにしたほうがよいと思います。
4. 個人情報を預けていることを忘れないで
Microsoftアカウントでサインインするということは、あなたの情報をマイクロソフトに預けているとお考えください。
そう考えると、常時接続は、如何なものか?