パソコンのあれこれ?!

 フリーソフト紹介

 RAM Disk とは、

 「RAMDisk」とは、メインメモリの領域の一部を仮想ハードディスクとして使用することで、高速にデータの書き込み・読み込みができます。しかし、メインメモリの一部を使用しますので、メインメモリに余裕が必要です。
 また、PCをシャットダウンするとそのデータは消えてしまいます。それは逆に一時ファイルを置くことで、勝手に消去できるので利用するのも良いのではないでしょうか。
 「RAMDisk」を利用するには、ソフトが必要です。また、シャットダウンしてもデータが消えないように保存し、起動時に再度読み込む設定もできます。
 ここでご紹介するのは、有限会社電机本舗の「RAMDA」です。

 RAM Disk構築ソフト「RAMDA」

 「RAMDA」の特徴

1. 対応フォーマット
 標準的なFAT16/32(容量に応じて自動識別)とNTFS形式に対応します。
2. 最大RAM-DISKサイズ
 64bitモードでは、最大32GBに対応します。(有償のプロ版では、最大192GB)
3. 自動バックアップ、リカバリ機能
 メインメモリは電源が切れるとデータが消えてしまいますが、この機能を使うことで通常のハードディスクと同様の使用が可能です。
4. RAM-DISK活用テンプレート機能
 WindowsのTEMPフォルダなどをRAM-DISKにワンタッチで再配置する機能を装備していますので、簡単に一時フォルダの移動ができます。
5. 日本語
 日本の会社が作っていて、すべて日本語なのでご安心を。

【製品ラインナップ】
・RAM-DISK「RAMDA スタンダード」 フリーウェア、無料(※2)
・RAM-DISK「RAMDA プロ」 定価1,980円
・快速SuperDrive「プチフリバスター Duo drive」 定価2,980円(※3)

※2:フリーウェアなので、ノーサポート。個人ユーザに公開。法人ユーザは製品版を購入ください。インテリジェント型バックアップは付属しません。
※3:プロ版が1ライセンス標準添付。

 「RAMDA」のダウンロード

1. 公式サイトへアクセス
 http://dnki.co.jp/system/joomla_1_0_xx/joomla_1_0_15JP_Stable/content/view/144/1/#std
2. アンケート送信
 サイトの下の方に「■.RAM-DISK「RAMDA スタンダード」Ver○.○無料配布版」の項があります。
そこの、アンケート受付より、アンケート入力ホームで必要事項を入力し、送信します。
3. 返信メール受信
 すぐにメールが届きますので、よく読みましょう。
4. ダウンロード
 メールに記載のURLプラス.exeから、「RAMDA.exe」ファイルをダウンロードします。

 「RAMDA」のインストール

5. 解凍
 「RAMDA.exe」をダブルクリックでファイル展開のウイザードが開きますので[次へ]とクリックしていきましょう。「RAMDA_STD Ver・・・」フォルダが作成されます。
6. インストール
 「RAMDA_STD Ver・・・」の中の「Setup.exe」をダブルクリックでインストールが始まります。
 インストールのウイザードが開きますので、[インストールの開始]をクリックします。
 指示に従って進めましょう。
 最後に再起動を求められますので、[OK]をクリックし、再起動で完了です。

 「RAMDA」の使い方

 「RAMDA」の使い方は、「RAMDA_STD Ver・・・」の中に「RAMDAマニュアル.pdf」がありますので、読みましょう。

 「RAMDA」の基本的な使い方

1. 起動とライセンス認証
 「RAMDA」を起動するとまずは、ライセンス認証のウインドウが開きます。
 無料配布版の場合は、[キャンセル]をクリックしましょう。
 

2. RAMディスクの基本設定
 RAMディスク基本設定タブで、以下の3つを設定しましょう。
 (1) ドライブ指定
  ドライブに付けるアルファベットを決めます。
  特別なドライブなので、後方の文字(Zなど)がよいでしょう。
 (2) MBサイズ
  RAM Diskの容量をMB単位で設定します。
  メインメモリの余裕を考慮して、決めましょう。
  とりあえず、1024MBくらいにしてみては???
 (3) フォーマット形式
  4GB以上を扱うことはないと思いますが、とりあえず「NTFS」にしてみたり???
 
 ※ 注 意
 ここで[設定/終了]をクリックし、パソコンを再起動したほうがいいようです。
特に、ドライブレターを「Z」意外にした場合は、この後の設定が上手く行きません。

3. TEMP・TMPの移動
 [特別機能]をクリックします。
 

 [TEMPフォルダ]タブで、「システムの作業用フォルダの設定」の[RAM DISKに変更]をクリックし、その右の[設定]をクリックします。RAM Diskドライブに移動したことが確認できます。
 また、「ログオンユーザーの作業用フォルダの設定」も同じように移動しましょう。
 

4. インターネット・エクスプローラの一時ファイルの移動
 [特別機能]の[IE高速化]タブで、「インターネットエクスプローラの一時作業ファイルの場所を設定します。」の[RAM DISKに変更]をクリックします。
 その右の[設定]をクリックすると、RAM Diskドライブに移動したことが確認できます。
 
 その他に、「Fire Fox」「Google Chrome」も設定できますので、必要なら・・・。
 また、「閲覧履歴」や「cookie」を残したくないなら、それらも設定するとよいかも?

5. 設定を保存
 最後に[設定を保存]をクリックして、終了します。
 
 設定を有効にするには、「再起動」をしましょう。


 「RAMDA」まとめ

 有限会社電机本舗より配布された良いソフトだと思います。
有償版の価格も手頃ですので、気に入ったら購入しましょう。
また、「プチフリバスター」も気になってますが、少し値段が・・・・。
 


   TOPページへ戻る  ソフト紹介ページへ戻る